飛行機のチケットの座席にSBY!SBYって一体何!?

航空券ポーランド旅行

これはポーランドから日本に帰る時の話です。

私は、カトヴィツェ空港からワルシャワ行きの便を、そしてワルシャワから成田までの直行便を取っていました。どちらもLOTポーランド航空です。

当日、カトヴィツェ空港でまずはチェックインカウンターに並びます。
でもこれがややこいしんです!

試練はチェックインカウンターから

LOTポーランド航空の窓口は、エコノミークラスの列が1つ、ビジネスクラス&ファーストクラスの列が1つしか無いのです。他の航空会社のカウンターもそんな感じで、近くに柱があって列が曲がっているのもあり、どの列がどの航空会社の列なのかがとても分かりづらいのです。

私も最初間違えていました。「これはLOTポーランド空港の列ですか?」と前の方に聞いてみても、「うーん、多分ね。僕もLOTポーランド航空なんだけど…」とポーランドの皆さんもよく分からず並んでいるご様子。逆に私も後ろの方に聞かれましたが、「多分そうだと思います」としか言えませんでした。でも少し前に進むと違うということが判明して、隣に並び直したのですが、なかなか進まず、時間に間に合うか少しヒヤヒヤしました…

やっと自分の番になると、係のお姉さんに「SBYだからとりあえず搭乗ゲートに行ってみてスタッフに聞いてね」と言ってチケットを渡されました。普通は”17C”とかって座席が書いてあると思うのですが、そこが2枚ともSBYとなっていたのです。

SBYとは

んんん?SBYって何!?
「SBYって何ですか?」って聞き返してみたのですが、「満席で今あなたの席が取れないから、とりあえず搭乗ゲートに行って全員乗るのを待ってから聞いてみて」との返事。

え!私の席無いってどういうこと??満席??前から予約してるのに??

えええ、ワルシャワからの乗り継ぎ便ももう取ってるのに…?
これ乗れなかったらどうなる…?ここに一泊?
これが乗れてもワルシャワからの便に乗れなかったらワルシャワに一泊?

何で〜!?やっぱり外国人だから??

沢山のはてな?と不安でハラハラが止まりません。

後で知ったのですが、SBYとはスタンバイ、すなわち、キャンセル待ちということらしいのです。
ヨーロッパでは、キャンセルするお客様もいるからその分を見越して座席数より多く予約させるというのが、割と普通にあることみたいなのです。

始めての一人海外で、そんなのに2便とも当たるとは…って感じですが、こうなってしまった以上、乗れるように祈るしか仕方ありません。

よく分からないまま搭乗ゲートへ

とりあえずこのSBYのチケットを持って、手荷物検査をし、時間も迫っていたので急いで搭乗ゲートへ向かいます。

あ、そうそう、カトヴィツェ空港の手荷物検査でまた一つお勉強。私はカトヴィツェ空港へ来るまでに持って来ていたお水 (500mlペットボトル) を持っていました。日本の国内線の感覚で、検査の機械に置いて大丈夫だったら持ち込めると思っていましたが、係のお兄さんに「多分100ml越えてると思うから捨てていい?ごめんね」と言われました。飲み物も100ml以上は持ち込めなかったのですね。

脱線しましたが、搭乗ゲートに着いてから、もう一度係の方に聞いてみます。「今から搭乗を開始するから、終わるまでとりあえず待って」と言われました。

とりあえずみんなが移動バスに搭乗していくのを待ちます。バスの1便目は行ってしまいました。次の2便目にも次々とお客様が乗っていき、最終的に、どこの国かは分かりませんが白人の小さな子ども連れのご家族と、ポーランド人らしきお爺様と私だけになりました。

優しすぎるお爺様との出会い

私は相変わらず「もう少し待ってて」と言われ、先にそのご家族の座席の手配が始まり、そのご家族も乗ってしまいます。次にそのお爺様。でもそのお爺様が、私の手から私のチケットを取って係の方に渡して、なにやらポーランド語と、ポーランド語訛り?アルファベット読み?が強い英語とで、

「この子を乗せてあげて!こんなところでfourteenのJapanese girlが一人にされたら可哀想だから、この子を乗せて。もし座席が無いなら僕が替わるから!その時は絶対に呼んでね」

と強く言ってくれて、係の方がお爺様に「彼女もきっと乗れますから」と言うと、お爺様は私に笑顔を向けてくれてバスに乗り込んで行きました。

“このお爺様、めちゃくちゃ優しい…!顔は怖そうだったけど、初対面の私にこんなに優しいポーランド人もいるのか(泣)”と半泣きになりながら、”あれ?今、彼女もきっと乗れますからって言ったってことは、え!私ちゃんと乗れるのかも!”と少し安心しました。

あと、fourteenのJapanese girlって私のことを説明してくれていたのですが、”私やっぱりここだと14歳に見えてたのか〜”と思いました。(私は23歳です笑)

日本人女性は海外で子供と思われるとよく聞いていたのを、その日体感しました。笑

なんとか座席をゲット

優しいお爺様との会話の後、係の方が無線でやり取りをしながらパソコンをカチカチして、それも結構待ったと思いますが、「あなたの席は4Aよ」とチケットを渡されました。でもチケットを見たら14に見えるのです。まぁ行ったら分かるか…と思って私もバスに乗り込みました。

あ、そうなんです。このやり取りの間、2便目のバスはドアを開けたまま待っているのです。”もう飛行機の出発時刻を5分過ぎちゃってるのに、最後は本当に私一人待ちだった…”と申し訳なく思いました。いやでも私ちゃんと前から予約してたし、そもそも何でこんなことになっちゃったのか…とまた悲しくなりますが。笑

バスに乗り込んだらすぐにさっきの優しいお爺様を探して、「Dziękuję Bardzo. (本当にありがとうございます)」とお礼を言いました。お爺様は「いいんだよ。もし君の座席がなくても僕が替わってあげてたし、君は乗れてたよ!」と言って笑ってくれ、なんて優しい方なんだ…!!と再び感動をし、次はやっと飛行機に乗り込みます。

ビジネスクラス

とりあえず4Aはビジネスクラスだったので、私はエコノミークラスを予約していたので14Aを見てみましたが、もうどなたかが座っています。


ん?じゃあ私、4Aってビジネスクラス…?と不思議に思っていると、さっきのお爺様が近くにいて、私のチケットを見ながら「あ、これはここ(4A)だよ!ビジネスクラスだ!ラッキーだね!」と、またまた同じお爺様に助けてもらいました。

小さな飛行機だったので、スペースが広いとかいうことは多分無さそうでしたが、椅子が革でふかふかしていました。
飛行機に乗るまでとてもハラハラしましたが、ラッキーな結果となりました。

ですが!!私はまだ次もSBYチケットなので、またこれがもう一回あるのか…と思うと、なんだか気持ちが更に疲れてくる気もしましたが、まぁもうここはなんとかなるさ精神で。笑

ワルシャワ空港で2度目の格闘(笑)

ワルシャワからは、チケットに書いてある搭乗ゲートの番号の書いてある道筋を進み、出国審査を受けて、搭乗ゲートに向かいます。

この間に1人の日本人女性と出会い、搭乗まで2時間ほどお話をさせてもらい、色々ポーランドでの生活のことも教えてもらったりもして、とても素敵な時間を過ごさせてもらいました。
そして、この方の一言のお陰で、最後の最後まで待つことなく、意外とすんなりと私は座席をもらうことに成功したのです。

最初に搭乗ゲートに来たとき、一つ前にここの搭乗ゲートを使って飛行機に乗り込む人たちの列があったのですが、その近くにいる係のお兄さんに、SBYのチケットを見せて聞いてみたのですが、「この列が終わるまで待って。とりあえず最後まで待って。」と言われて、とりあえず待っていたのですが、さっき出会った日本人女性に「係の人によって対応違うから、私はいつも2~3人に聞くようにしてますよ」と言ってもらって、列が引いてからさっきとは違う女性スタッフに聞いてみたところ、指をさして別の女性スタッフのところに行くように言われました。

2便目のSBYはすんなり座席獲得に成功

そして、その方にチケットを見せると、「あ、それね。今あなたの座席を取るからね」と、パソコンをカチカチしてすぐに、新しいチケットを印刷してくれたのです!感動!!

こちらの便は、飛行機も大きいからか普通に座席に空席があったようですが、1枚目の最初の便がSBYになっていたから(ワルシャワにたどり着けるか分からないから)、という理由で2便目もSBYになっていたのかもしれません。

何がともあれ、無事に予約していた便に乗って帰って来られて良かったです(泣)

まとめ

・SBYはスタンバイ、キャンセル待ちの意味
・ヨーロッパではよくあること
・全員搭乗して、座席が空いていたら乗れる、空いていなければ、前から予約してようが関係なく乗れない
・とにかく焦らず、待つ、祈るしかない
・念のため、一人だけでなく別のスタッフにも聞いてみる方が良い
・チケットを予約する時に、座席指定ができるなら、前もって指定しておいた方が絶対に良い

以上、前から予約していたにも関わらず、チケットが2枚ともSBYになっていた話でした。

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